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羌象(象姉)は祭で最後を迎えた

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宮下悠史

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名前羌象(きょうしょう)
登場キングダム
コメント羌瘣からは象姉と呼ばれていた
画像キングダム公式ガイドブック

羌象は漫画キングダムに登場する架空の人物です。

羌象は羌瘣が河了貂に話した回想シーンの中で登場します。

妹分の羌瘣からは「象姉」と呼ばれ親しまれています。

羌象は羌瘣と共に蚩尤を決める祭にでるはずでした。

しかし、羌象は羌瘣に生きて欲しいと考えており、香を使い自分一人で祭に望みました。

祭では幽連の計略により集中攻撃を受け、最後は幽連の「眠れ」の言葉で羌象は首を斬られ最後を迎えています。

羌象の死に激昂したのが、羌瘣であり幽連を討つために外の世界に出ました。

尚、羌象は実写版映画である「キングダム2 遙かなる大地へ」でも登場しており、キャストは山本千尋さんが務めました。

蚩尤を決める祭

羌象は羌瘣の姉の様な女性で姉妹同然に育ちました。

羌象15歳、羌瘣13歳の時に、次の蚩尤を決めねばならなくなります。

蚩尤には19の部族があり、それぞれが二人ずつを選出し羌族からは羌象と羌瘣が選ばれたわけです。

蚩尤を決める戦いはバトルロワイアルであり、最後に生き残った者が勝者となり、次期蚩尤に選出されます。

最後の一人まで戦い抜き蚩尤を決める行事を”祭”(さい)と呼びます。

祭への出場が決まった時から羌象もしくは、羌瘣のどちらかが命を落とす事が決定した様なものでした。

羌象と羌瘣

祭に参加する為に幽族の連や蛾族の経なども集まる事になります。

これを見ていた羌瘣は「明日生き残るのは象姉」だと呟きました。

羌象は現実を見ており、羌瘣には「私に殺されるかもしれない」と告げますが、羌瘣は「それならそれでかまわないよ」と返しています。

無欲な羌瘣に対し、羌象は「私は・・嫌だ。たった15で死ぬなんて」と答え、やりたい事がまだまだあると話し出しました。

羌象は好奇心が強いのか平地の国やそこに住む人々をみたり、子供も産みたいし男の温もりを知りたいとも述べています。

羌象のこうした発言に、羌瘣は顔を赤らめており初な所が見えるわけです。

しかし、羌象は羌瘣に「死んで欲しくない」とも述べ「お互い自分の為に戦わなくちゃいけない」と釘を刺しておきました。

羌象は羌瘣の緑穂と呼ばれる剣には「明日は瘣をしっかり守るんだぞ」と言いつけ羌瘣を「本当の妹のように思ってた」と述べ、羌瘣も「私もだよ象姉」と答えており、二人が本当の姉妹の様な関係だと分かります。

それぞれの想い

羌象は夜寝る前に「死にたくない・・」と考えていました。

羌象は祭における最大のライバルは羌瘣だとみていました。

しかし、羌瘣の弱点も知っており短期決戦で強くても、長期戦になれば呼吸が続かないと分かっていたわけです。

さらに、羌瘣も性格も分かっており、自分をいきなり攻撃するとは考えませんでした。

この時点で羌象は普通に戦いさえすれば、祭で優勝できる確率は極めて高かったと言えるでしょう。

それでも、羌象の頭の中には「象姉」と慕ってくれる羌瘣の姿がありました。

その頃、羌瘣の方では強そうな奴から斬って回り、10人も斬れば羌象が蚩尤になり、外の世界に出られると考えていたわけです。

羌瘣は緑穂を隣に置き眠りに入りました。

しかし、羌瘣の部屋の窓には眠りの香が焚かれ、羌瘣は夕方まで眠り祭には参加する事が出来ませんでした。

羌象の最後

祭の方では参加者の羌瘣がいない事に気付きますが、羌象は「待つ必要はない。羌瘣は死を恐れ逃げた。今すぐ祭の開始を」と急かしています。

これには羌族のバァも驚きますが、羌象は自信満々に「心配するなバァ 今日から”蚩尤は羌族のものだ!」と告げ、祭は始まりました。

開始と同時に羌象は大勢から一斉攻撃を受けて命を落としています。

祭では手を組んで戦う事は禁じられており、普通で考えれば一斉攻撃を受ける事はあり得ない事になります。

信じられない事が起こり、羌象は討たれ幽連が新たなる蚩尤となりました。

羌瘣の旅立ち

祭が終わった後に、目が覚めた羌瘣が駆け付けますが、そこには首だけになった羌象の姿がありました。

羌瘣は「私がいれば象姉を殺させなかった」と述べ、香で眠っていた事を激しく後悔したわけです。

羌瘣は羌象が負ける相手など一人もいなかったとバァに詰め寄ります。

バァは羌瘣と羌象の力は抜きんでており、全氏族の長たちは、掟破りの一斉攻撃を黙認したと告げました。

これに呆然としたのが羌瘣であり、「掟はそんなに軽いものだったのか」と絶望する事になります。

さらに、他氏族の者たちは掟をたてにとり自決を羌瘣に迫りますが、羌瘣は脱出し外の世界に出る事になります。

羌瘣は裏で手を回したのが幽連だとしり、復讐の鬼と化しました。

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