
| 名前 | 乱銅(らんどう) |
| 登場 | キングダム |
| 国 | 秦 |
| 階級 | 千人将 |
| コメント | 見ていて胸糞悪い人 |
乱銅は漫画キングダムに登場する架空の人物です。
魏の高狼城を秦が落とした時に、民衆に狼藉を働いていたのが乱銅となります。
乱銅や部下達が民衆をいたぶる姿に激昂したのが、信であり最終的に乱銅を切り捨ててしまいました。
乱銅は千人将であり信が軍法会議に掛けられて斬首される可能性もありましたが、蒙恬の根回しにより信は助けられています。
ただし、信が助けられた事により、乱銅の死は犬死になってしまったと言えるでしょう。
尚、乱銅の最後を見て、気の毒に思った読者は殆どいないのではないでしょうか。
むしろ喜ばしい事と感じた人が多いはずです。
キングダムの乱銅の死亡シーンはキングダム第18巻・第193話『俺の戦(や)り方」となります。
乱銅のやり方
乱銅の初登場はキングダム18巻・第192話『侵略の現実』です。
王賁率いる玉鳳隊の活躍もあり、髙狼城は陥落しました。
信が率いる飛信隊も高狼城に入城する事になります。
この時に街から火が上がっており、信は飛信隊と共に現場に駆け付けました。
街では秦の兵士達による高狼の民衆への、乱暴行為を目にする事になり、信は激昂する事になります。
信は暴行を働いている秦兵を切り捨てようとしますが、渕さんが止めました。
渕さんは暴行を止める様に叫びますが、これに笑って応えたのが乱銅です。
乱銅はすっこんでろと述べると「降伏した相手を殺らねえ軍律など実際どこの軍でもあってない様なもんなんだよ」と言い放ちました。
魏の民への暴行は軍律違反ではあるが、取り締まられる事はないと知っていたやった事になります。
さらに「犯す、奪う、殺す」これが勝者に与えられた特権だと、凄味を利かせました。
乱銅は母親が亡くなり涙を流す子供を信の目の前で刺すと、信は我慢の限界を超えて乱銅に向かっていったわけです。
乱銅の最後
信の武勇は一般人の比ではなく、乱銅を切り捨てる所まで行きますが、蒙恬に止められました。
蒙恬は千人将の乱銅を斬れば全てを失うと、信を諭したわけです。
乱銅は信の剣を首に付けられた状態で「千人将の俺を斬ればお前は斬首」「仲間もとばっちりを受ける」と述べ、蒙恬は「その男の言っている事は本当だ」と告げると、信は動けなくなりました。
信は配下の狼藉を止める様に乱銅に促しますが、乱銅は「この先もずっと敗者をいたぶりまくる」と悪態をついています。
乱銅は信に蹴りを入れて引き離すと、乱銅は「正義漢気取りが一番ムカつく」と言い信に襲い掛かりました。
しかし、信は乱銅の剣を交わし一撃で乱銅を仕留めています。
乱銅は倒れ死亡しました。
これが乱銅の最後です。
信は乱銅を切り捨てると飛信隊は「どんな理由であろうとクソ野郎は絶対に許さない」と宣言しました。
この言葉で、飛信隊は結束力を上げる事になります。
乱銅は犬死だった
乱銅を斬られて納得がいかないのが、乱銅の部下達でした。
乱銅の部下たちは千人将の乱銅が斬られたわけであり、軍法会議に掛けられ信が斬首にされると考えたわけです。
飛信隊と乱銅の部下たちの戦いになりそうな雰囲気ではありましたが、乱銅の副長の判断により場は収まりました。
乱銅の部下たちは信が斬首にされるかと思いきや「一夜投獄」で許された事を知ります。
千人将の乱銅が斬り掛かり仕方がなく、飛信隊の信は乱銅を斬った事になったわけです。
乱銅に非がある事になり、さらに部下達は蛮行を軍法会議に掛けられる事になりました。
蒙恬が祖父である蒙驁に、裏で働きかけを行い信の罪が軽くなる様に取り計らっていました。
蒙恬の機転により乱銅の死は、犬死になってしまったと言えるでしょう。