
洛亜章は漫画キングダムに登場する架空の人物です。
洛亜章の顔は洛亜完にそっくりであり、趙攻略戦において羌瘣の軍に属しました。
洛亜完が蘭城に籠った時は、援軍として駆け付けますが、洛亜完に従軍を拒否され秦軍として仕える事になります。
蘭城の時は目の下にブーメラン型の模様はありませんでしたが、趙との戦いで戦場に立った時には目の下に洛亜完と同様に目の下に模様がありました。
趙攻略戦ではヨコヨコの計らいもあり、韓軍を率いて羌瘣の軍に援軍として合流しています。
羌瘣からは洛亜章が率いる軍は、洛亜軍と名乗る様に命名されました。
洛亜章の初登場
洛亜章の初登場はキングダム第857話『誉れ高き敵』です。
趙攻略戦において、趙の紀彗の軍勢5万に対し、羌瘣は2万の軍で対峙していました。
ここでヨコヨコは洛亜章に2万の兵を預け、羌瘣への援軍として向かわせています。
洛亜章の顔を初めて見た時に、洛亜完を若くした様な風貌であり「洛亜完の子」だと一発で分かった人も多いのではないでしょうか。
それと同時に羌瘣の側近たちは、洛亜章が率いる韓軍に裏切られたら?と考えて、恐怖を感じたわけです。
洛亜軍の誕生
洛亜章は直ぐに軍を動かそうとしますが、羌瘣が呼び止めました。
羌瘣は率直に「父を討ち果たした秦に恨みはないのか」と問うています。
洛亜章は現在の年齢が16歳だと語り、英呈平原の戦いや東砂平原の戦いには参戦しておらず、新鄭の無血開城にも居合わせなかったと伝えました。
修業中の洛亜章は従軍を許されなかったわけです。
洛亜完が蘭城に入った時は洛亜章も駆け付けたわけですが、洛亜完は自らの子に「洛亜完の子なら その遺志を引き継ぎ 前へ進め」と述べました。
さらに、洛亜完は「悔しさと恨みは違う」とも伝え「相対した秦軍は誉れ高き敵であった」と語りました。
洛亜完の言葉を洛亜章が決着させるまでに半年掛かったと述べ、韓の滅亡や父の死は悔しいが「心にあるのは恨みではない」と羌瘣に伝える事になります。
羌瘣は礼を述べヨコヨコが「洛亜章の存在が軍内に失ったかつての気高さを復活させた」とも述べていたと話しました。
ヨコヨコにとってみれば、かつての主君である忘れ形見である洛亜章に対する思い入れもあったのでしょう。
洛亜章は「父の名を汚さぬよう戦う所存です」と伝え、羌瘣は洛亜章が指揮する軍は洛亜軍と名乗る様に告げました。
洛亜章は驚きますが洛亜軍の名を受け取り「決して死ぬな」と告げると、洛亜章は戦場に向かう事になります。