名前 | 条世(じょうせい) |
登場 | キングダム |
コメント | 韓の賢人として慕われた |
条世は漫画キングダムに登場する人物で、韓の賢人という事になっています。
キングダムの設定では南陽の出身になっている様です。
韓の南陽は無血開城しますが、この後に南陽から秦の使者・関孫と共に条世が新鄭に現れました。
条世は新鄭も無血開城する様に、韓の首脳部に勧めています。
しかし、張宰相の怒りを買い牢に入れられています。
牢に入った条世ですが、本当の目的は寧姫に騰からの伝言を伝える事にありました。
後に秦と韓の間で英呈平原の戦いが勃発しますが、寧姫は戦場に行き騰に会う事になります。
新鄭への使者
騰、剛京、龍安らにより、秦の人々は南陽の民を虐殺せず、法の下で平等に暮らさせました。
この時の南陽では理想郷になったと言えるでしょう。
韓の首都・新鄭では洛亜完、ヨコヨコ、博王谷の三将軍が19万もの大軍を率いて、秦軍との決着をつける為に英呈平原に向かいました。
この時に「関孫」を名乗る者が新鄭に開門を要求し、現れたわけです。
秦の使者である関孫に同行したのが、条世です。
関孫と共に韓の朝廷に現れた条世を見て、多くの者が驚きました。
「条世様」とも呼ばれており、韓での身分が高く多くの人々に尊敬されていた事も分かるはずです。
条世に対し朝廷の役人と思われる黄仁は「南陽にいる親の様子」などを聞いています。
しかし、朝廷を取り仕切る張宰相は歓迎しておらず、高圧的な態度で臨みました。
条世の信頼力
関孫は秦六将である騰の代理として、新鄭に来たと告げます。
関孫は南陽が「韓秦双方の理想郷」になっていると語りました。
しかし、秦の人間である関孫の言葉に、韓の朝廷は聞く耳を持たず「戯言」だと片付け、聞く耳を持とうとはしなかったわけです。
ここで条世が南陽は平和に暮らしており、凌辱も行われず官位や役職もそのままとし、財産の没収もしなかったと語りました。
龍安も無事であり韓の朝廷にいる黄仁、呂径、太録らの家族も無事だと告げています。
関孫の言葉を信じない者達も、条世の言葉は信じたわけです。
秦と韓の間で英呈平原の戦いが起きますが、韓では出兵を拒んだ城もあり、思ったほど兵が集まりませんでしたが、これも南陽の噂を聞いたからだと告げました。
新鄭の無血開城を進言
条世は「秦は強大であり次から次への攻めてくれば、抗えるものではない」と語りました。
条世は新鄭の無血開城を進言しました。
無血開城すれば無益な血を流さずに済み、財産も今の地位も失う事はない。と語っています。
条世は「韓のため・・」と言おうとすると、張宰相が胸倉を掴み「落ちたものよ」と述べ「騰の策略で骨抜きにされた」と述べました。
ここで条世が過去には、韓の朝廷で賢人として手腕を振るっていた事が分かります。
韓の朝廷の多くの人々が条世を慕っていたのは、韓の朝廷において賢人として認められていたからなのでしょう。
張宰相は条世を威嚇し、韓の朝廷では徹底抗戦で盛り上がる事になります。
こうした中で、条世は寧姫に合図を送りました。
自分の任務がちゃんと分かっているのが、条世であり、賢人と言われる由縁なのでしょう。
条世の本当の役目
条世は牢獄に入れられますが、寧姫が会いに行きました。
ここで条世は寧姫にとって、兄弟子であり師匠が韓非子だと判明する事になります。
条世は牢の中にいますが、寧姫に「本当の目的はあなた様に会うためです」と伝えました。
条世の本当の目的は、秦六将である騰の伝言を伝える事だったわけです。
騰の伝言は「寧姫に英呈平原まで秘密裏に来て欲しい」と言うものでした。
条世は騰は「韓の民を救えるのは寧様だけだ」と述べていたとも告げました。
寧姫は条世を「条世様」と言っており、条世を信頼し英呈平原に向かう事になります。
英呈平原の戦いが始まっていましたが、騰は寧姫に戦場を見せており、これが新鄭の無血開城に繋がる事になります。
条世は見事に任務を果たしたと言えるでしょう。