
| 名前 | 氷鬼(ひょうき) |
| 登場 | キングダム |
| コメント | 魏・軍師八指の一人でもある |
氷鬼は漫画キングダムに登場する架空の人物です。
魏の軍師八指に入る程の知将でもあります。
氷鬼は間永の軍師として、飛信隊と対峙する事になります。
河了貂との戦いでは、信を囮とした作戦の前に敗れ捕虜となってしまいます。
河了貂に負けた事が許せなかったのか、憤る場面もあります。
尚、キングダムでは呉慶の配下として、朱鬼と麻鬼という名前がよく似た武将が登場します。
しかし、朱鬼と麻鬼と氷鬼の関係は同じ魏軍というだけで、詳細は不明です。
氷鬼が里井攻略軍に合流
山陽の戦いの後に、飛信隊は羌瘣が抜け楚水が補給に回り、信と渕さんが戦術を考案したりますが、連戦連敗を続けました。
こうした中で飛信隊に河了貂が加わる事になり、里井を守る事になります。
魏軍は道清が里井の攻略を任されていましたが、将軍の間永と共に軍師として氷鬼もやってきたわけです。
氷鬼は山陽の戦いで輪虎が討たれ、敗北した事への雪辱を燃やしていました。
氷鬼は「我らが将軍(輪虎)の側であれば、ああはならなかった」と述べています。
氷鬼と河了貂の軍師対決の始まり
飛信隊は今まで通りに、信と渕さんが指揮をしますが、軍は苦戦しました。
崇原はこの時の魏軍の強さに驚いており、その裏には氷鬼がいたわけです。
苦戦する飛信隊に信は遂に、河了貂に軍師としての指揮を任せる事にしました。
これにより、里井の戦いは、氷鬼と河了貂の軍師対決となったわけです。
河了貂の動きは、魏軍の予想に反しており、飛信隊は魏軍に突撃を仕掛けて来ませんでした。
氷鬼は捜索網をしき、飛信隊の動向を伺う事になります。
この時の氷鬼は敵の本陣は100人程度であり、見つければ勝利出来ると踏んでいました。
既に河了貂は飛信隊に命じて包囲網を抜けており、氷鬼はいきなり裏をかかれた事になるのでしょう。
道清の戦死
丘の上にいる飛信隊の本陣を見つけると、氷鬼は道清を前線に出し攻撃を命じる事になります。
この時に、氷鬼は飛信隊に何かしらの参謀がついた事を予測しており、敵の軍師の実力を確かめる意味で道清を前線に出しました。
ここで、氷鬼は「甘くみすぎたか」と心の中で呟きました。
知略合戦
氷鬼は再び兵を前に出し、隘路での戦いとなります。
氷鬼は部隊を細分化して、隘路を進ませ、飛信隊は兵数が少ない事から全てを止める事は不可能であり、抜けた所に勝機を見出していました。
河了貂が魏軍の動きを見た時に「攻略が早い」と氷鬼を手強いと評価しています。
それと同時に、氷鬼も河了貂を認める言葉を残しています。
軍師同士にしか分からない、戦術眼と言った所なのでしょう。
氷鬼と河了貂の知略合戦が始まったとも言えます。
ここで、氷鬼は「飛信隊の勝利は万が一にもあり得ない」と語っています。
氷鬼は飛信隊の信への攻撃部隊を増援しました。
しかし、これが河了貂の罠であり、信を囮にしていたわけです。
ここで、突如として河了貂が隠してあった、郭備兵が本陣に乱入し氷鬼は間永と共に捕虜となりました。
氷鬼のプライド
氷鬼は間永と共に捕虜となっていましたが、飛信隊の本陣に河了貂がやってきました。
ここで氷鬼は小娘の河了貂の采配に敗れた事を悟り、魏・軍師八指のプライドが許さなかったのか「俺は認めんぞ」と憤る事になります。
氷鬼は「たまたま飛信隊に高い戦闘力を持っていたから成功した」などと述べており、河了貂の采配の批判を始めました。
しかし、信は氷鬼に「お前は知恵比べでこいつに負けたんだよ」と堂々と言い放っています。
この瞬間が河了貂が飛信隊の軍師として認められた瞬間でもありました。
この時に「連れてけ」と言われ、氷鬼は間永と共に連れ去られる事になります。