麻鬼（まき）は急かされて敗れた

麻鬼は漫画キングダムに登場する架空のキャラです。

朱鬼と二人でセットになっていますが、モデルとなっている人物がいるのかは不明となっています。

朱鬼との見分けがつかない人もいるかも知れませんが、顔に入墨がない方が麻鬼です。

麻鬼は朱鬼と共に呉慶の配下として、蛇頭平原の戦いで登場しました。

麻鬼と朱鬼は将狩りの異名をとる人物でしたが、信が突然現れた事で麻鬼との一騎打ちとなります。

剣の腕では麻鬼の方が上でしたが、朱鬼に急かせられた事で剣が雑となり、信に敗れています。

結果として朱鬼も麃公も討たれており、呉慶は麃公と無謀な一騎打ちを行う事となり、麻鬼が素早く信を討てなかった事で、勝敗は決したと見る事も出来るはずです。

尚、麻鬼と朱鬼は二人でセットになっており、公式ガイドブックではシュキマキアタックなる必殺技を持っていた事が書かれていました。

シュキマキアタックに関しては、朱鬼の記事の方で書いています。

呉慶の配下

縛虎申の活躍もあり魏の副将の宮元が討たれますが、呉慶は信たちがいる丘に兵を進めました。

この時に、秦の麃公が呉慶の軍を奇襲しますが魏軍は対応する事になります。

麃公は陣頭に立ち圧倒的な戦いぶりを披露しますが、ここで呉慶は朱鬼と麻鬼を「狩りの時間だ」と述べ呼びました。

この時点で朱鬼と麻鬼が呉慶の懐刀だという事も分かるはずです。

呉慶は麃公の軍を削り始めた所で、朱鬼と麻鬼が呉慶の本陣に到着しました。

秦の壁や信は陽動を行い麃公を援護しました。

麃公は突っ込んで来ますが、ここで麻鬼や朱鬼が「将狩り」の異名を持っている事が判明します。

麻鬼と朱鬼は顔色一つ変えず、麃公を待ち構えていたわけです。

ここで突如として、信が朱鬼と麻鬼の前に現れ攻撃を仕掛けてきました。

馬に乗った麻鬼が対応し、信を斬りダメージを与えています。

最初の立ち合いでは、麻鬼の方が信よりも優れた剣術を持っている事が分かります。

信と麻鬼の一騎打ちとなり、朱鬼は微動だにせず助太刀に入ろうとしませんでした。

前方からは麃公が迫っており、朱鬼はさっさと信を討つ様に急かしています。

焦った麻鬼の剣術が雑になり、止めを刺しに行った所で信に上空から攻撃を受け敗れました。

麻鬼が敗れた所を見て、朱鬼は驚きますが、次の瞬間には麃公が迫っており、朱鬼も一撃で世を去る事になります。

剣術の腕は麻鬼の方が上でしたが、焦った事で戦いに敗れたと言えるでしょう。

ただし、麃公が迫っており、どのみち麃公が到着すれば朱鬼だけではなく、麻鬼も一瞬で斬られた可能性も高いと感じました。