名前 | 有義(ゆうぎ) |
登場 | キングダム |
コメント | スキンヘッドで頭に傷が二つある。 |
有義は漫画キングダムに登場する架空の人物です。
スキンヘッドで頭に二本の傷があるのが特徴となります。
飛信隊の最古参のメンバーであり、馬陽の戦いでは第七伍長となりました。
日本では「七」は「ラッキーセブン」とも考えられ、縁起の良い数字に思うかも知れませんが、有義は馬陽の戦いで龐煖に挑むも一撃で胴体を真っ二つに斬られ最後を迎えました。
有義の死亡シーンはキングダム13巻・第139話「天災」となります。
第七伍長
有義の初登場はキングダム11巻・第113話「馬陽」となります。
この時に信は100人将となっており、20の伍が作られ第七伍長になったのが有義です。
信が百人将になった時の最初の演説では、魯延と共に最前列におり、やる気がある事が分かるシーンでもあります。
王騎を総大将とする軍は、馬陽に向かいますが、当然ながら信率いる百人部隊の中には有義もいたわけです。
第二軍
夜になると飛信隊の伍長らが意見交換をする事になります。
この時に尾平が邦、去亥、竜有らに輪に入って喋る様に誘いました。
しかし、三人は不遜な態度を取り尾平を怒らせていますが、ここで発言したのが第七伍長の有義となります。
有義は「ほっとけ」と告げると、邦、去亥、竜有の三人組が魏との蛇甘平原の戦いでは、第二軍歩兵だったと明かしています。
有義自身も第二軍歩兵でした。
蛇甘平原の戦いで第二軍は既にボロボロにされており、英雄となったのは信たちがいた第四軍歩兵だったわけです。
尾到などは第二軍が如何に壊滅状態だったのかを知っており、驚いた表情を見せています。
有義は「三人は気難しいが戦になれば腕は確か」と評価しています。
有義の最後
馬陽の戦いで飛信隊は趙軍に横から突撃し、敵将の馮忌を信が討ち取る功績を挙げました。
夜になると飛信隊には和やかなムードが拡がっており、尾平ののろけ話にも、有義は「いや誰も聞いてないし」と突っ込みを入れています。
開戦前はピリピリしていましたが、有義も輪に入り和やかな時を過ごしました。
ここで趙の三大天の一人である龐煖が、一人で夜襲を仕掛けて来たわけです。
龐煖は圧倒的な強さを見せて、前進し逃げる者や恐ろしくて動けなくなる者が現れる中で、有義は槍を持ち龐煖に挑みました。
有義は「ルアアッ」と声を張り上げ、龐煖に攻撃しようとするも、次の瞬間には龐煖により、横から胴体を真っ二つにされています。
この時に数人の首も一緒に飛びました。
その様子を見ていた尾平は「有義ー」と叫びますが、有義の体は無残にも地面に転がる事になります。
これが有義の最後であり、馬陽の戦いで死亡しました。
飛信隊の多くの者が逃げ惑う中で、龐煖に挑もうとした勇気は評価していいのではないかと感じています。