
| 名前 | 去亥(きょがい) |
| 登場 | キングダム |
| 所属 | 飛信隊 |
| コメント | 顔にアザ?があるのが特徴 |
去亥は漫画キングダムに登場する架空の人物です。
キングダムでは顔に傷がある人物が多いですが、去亥は珍しく顔にアザの様なものがあります。
顔のアザもありヘビメタの様な風貌をしています。
馬陽の戦いが始まる前は、信に対して懐疑的で口も悪かった去亥ですが、戦いの中で仲間意識が生まれました。
飛信隊に関しては並みならぬ愛着心もあった事も伺えます。
去亥の死亡シーンはキングダム57巻・第619話「李牧本陣」です。
去亥と馬陽の戦い
去亥の初登場
去亥の初登場はキングダム11巻の第113話「馬陽」です。
信は百将となり20の伍を率いますが、第十七伍長となったのが去亥となります。
20人の伍長紹介シーンでは「ああ?んだこの隊は」と述べており、不満たらたらの様子が伺えます。
蛇甘平原の戦いで共に戦った沛浪、田有、澤圭らは信の事を認めており、去亥、竜有、邦は信の事を「ガキ」だと思っており、能力を怪しんでいたと言えるでしょう。
夜になると飛信隊の中で和んだり、実力を試そうとしたりする者が出ますが、去亥、竜有、邦の三人は話に加わろうともしなかったわけです。
有義の言葉から去亥らは蛇甘平原の戦いで、第二軍歩兵の生き残りだと聞かされました。
それと同時に去亥らは「腕は確か」と太鼓判を押されています。
去亥に戦友意識が芽生える
馬陽の戦いでは馮忌の首を信が取りますが、馮忌の本陣に突入する時の去亥は「へへっ」と笑いながら臆する事無く「三十対三百か」と述べており、やはり腕が立つ事は間違いないでしょう。
その日の夜になると、去亥や竜有、邦らも飛信隊の輪に入っており、蟠りは解けたとみる事が出来ます。
龐煖の夜襲があり秦の干央と趙の万極が駆け付けて乱戦となりますが、去亥は「数はこちらが多いが、趙の騎馬が思った以上に強えぇ」と戦場を冷静に分析しました。
信や羌瘣でも龐煖には歯が立たず撤退しますが、去亥は信たちとはぐれてしまいました。
石の石笛で飛信隊は集まりますが、去亥は生き残っており「尾兄弟たった二人に信を託したってのか!?」とも述べており、この時には信に対する絶大なる信頼があった事が分かるはずです。
既に去亥は飛信隊に対し高い戦友意識があったのでしょう。
尚、馬陽の戦いは王騎が李牧の策で戦死しました。
去亥の最後
飛信隊では松左が犠牲になりましたが、前進を続け李牧の本陣に迫る事になります。
河了貂は「先頭の去亥たちを そのまま突っ込ませて 那貴隊で右に回り込む」様にと指示しました。
この時に去亥は「松左 お前の犠牲は無駄じゃなかったぞ」と勇敢に前に進んだわけです。
しかし、次の瞬間に龐煖が現れ去亥は、一瞬で胴体を真っ二つにされ死亡しました。
最後に「信っ」という言葉だけを残しています。
後に信らが戦いの場所に到着すると、真っ二つになった去亥を見て尾平や竜有は涙を流しました。
松左の死と比較されがちですが、去亥は勇敢に戦い最後を迎えたと言えるでしょう。
信が龐煖に勝利しますが、力が尽き果ててしまい別世界に入ってしまいます。
この時に信と羌瘣を霊?となった松左と去亥が救いました。
死しても心は飛信隊にあるという事なのかも知れません。