名前 | 脇次(きょうじ) |
登場 | キングダム |
所属 | 飛信隊 |
コメント | 信の事をガキと呼ぶ。 |
脇次は漫画キングダムに登場する架空の人物です。
蛇甘平原の戦いでは、沛浪の伍のメンバーとして活躍しています。
初登場で信にチンピラの様な態度を取りますが、剣を抜かれ驚きました。
蛇甘平原の戦いの突撃では、魏兵に背中を槍でさされますが、澤圭の伍に救われています。
脇次の最後のシーンはキングダム13巻・第138話「夜襲」の回です。
尚、脇次には馬陽の戦いの時点で、六歳の息子がいる事が判明しており、息子が今後登場する可能性もあるのではないかと感じています。
蛇甘平原の戦い
脇次の初登場
脇次の初登場はキングダム5巻第51話「再開」です。
魏との蛇甘平原の戦いの前に、信は尾平、尾到、羌瘣と共に澤圭の伍に入りました。
戦場に向かって歩いて行く信たちですが、沛浪の伍に遭遇したわけです。
沛浪の伍には脇次がおり、山和、茷建、英らと共に歩いていました。
脇次は澤圭の伍を見ると「おー 澤さんのとこは 今回も弱そーだねぇ」と述べています。
さらに、脇次は剣を持っている信を見るや近づき「おー ガキのくせに いい剣だ どこで盗んだ?」「ちょっと 見せてみろや」とチンピラの様な態度で接しました。
信の事を完全に舐めていたのでしょう。
信は剣を抜くや脇次の顔の隣に出し、脇次は思わず「うおあっ」と声を挙げています。
初登場の脇次は舐めプしたにも関わらず、信にお仕置きされた形となってしまったわけです。
戦車対策
蛇甘平原の戦いでは、澤圭や沛浪の伍は縛虎申の部隊に配置されました。
縛虎申の「全軍突撃」の合図で歩兵が走って前進しますが、この中には信や沛浪、脇次などもいたわけです。
魏が戦車部隊を繰り出すと苦戦しますが、羌瘣が死体を積みあげる策を提案しました。
これに沛浪の伍は直ぐに従い脇次は信に向かって「何ボケッとしてんだ ガキ 時間がねェんだぞ」と告げています。
脇次が戦場では頼りになる存在でもある事が分かるシーンでもあります。
援けられる
麃公の攻撃命令が出ると、縛虎申は騎馬突撃を敢行し、歩兵が後から必死で走って着いていく事になります。
この中には脇次もおり「やべぇっ 伍長息がっ・・吐きそうだっ」と述べると、沛浪からは「吐きながら走れ 止まったら終わりだ」と叱責されています。
脇次は必死に走りますが、魏の兵士に背中を刺され山和から心配されますが、沛浪は「止まるなっ」と指示し、走り続けました。
脇次は魏兵に囲まれてしまいますが、澤圭の伍に助けられ尾平と尾到の肩を借り丘の前まで到達しています。
縛虎申の突撃は功を奏し自らの命を犠牲に、魏軍の副将である宮元を討ち取りました。
脇次も走り抜いたと言えるでしょう。
蛇甘平原の戦いは麃公が呉慶を討ち取り、秦軍の勝利が決まっています。
馬陽の戦い
飛信隊第二伍長
馬陽の戦いが始まり、信は百人将となります。
二十の伍を率いる事になりますが、この時の第二伍長となったのが、脇次です。
第一伍長は沛浪であり、過去の伍長と肩を並べる事になりました。
信は士気を向上させる為の演説を行いますが、脇次は「あのガキ この半年の間に 何かあったっすね」と述べています。
馬陽の戦いでの脇次は馮忌軍への突撃は生き残る事に成功しています。
脇次の最後
夜になると飛信隊は戦勝ムードが漂い場は和みました。
それぞれの伍長が輪の中で話し合い沛浪や澤圭は子供の話をすると、脇次には6歳の子供(男)がいる事が判明します。
因みに、澤圭の子も六歳でした。
こうした中で突然、龐煖が夜襲を仕掛けてきました。
龐煖が飛信隊の前に姿を現すと、多くの者が言葉を失いますが、次の瞬間には斬られていたわけです。
脇次も龐煖の前にいた事で山和や茷建らと共に命を落としました。
これが脇次の最後です。
和やかなムードは龐煖の登場で一転して、斬殺劇に変わってしまいました。