
| 名前 | 魯延(ろえん) | 
| 登場 | キングダム | 
| 所属 | 飛信隊 | 
| コメント | 戦場経験が豊富な | 
魯延は漫画キングダムに登場する架空の人物です。
魯延じぃと呼ばれる事もあります。
初登場時から老人ではありましたが、戦場での経験は豊富であり、策により飛信隊を助けました。
馬陽の戦いでは馮忌を討つために飛信隊を分離させる策を出し、王賁を出し抜く為に死んだふり作戦も進言し成果を挙げています。
魯延の経験は飛信隊を助けますが、山陽の戦いを最後に引退しました。
魯延が死亡した描写はなく引退しただけであり、生き残っているはずです。
ただし、引退後に亡くなってしまった可能性は否定できません。
魯延の初登場
魯延の初登場は漫画キングダム11巻・第113話「馬陽」となります。
ただし、初登場したと言ってもセリフがあるわけではなく、20人の伍長紹介シーンで名前が登場するだけです。
魯延は飛信隊の第八伍長となりました。
飛信隊は沛浪や田永に代表される様な荒々しい者が多かったわけですが、魯延は落ち着いた伍長だったと言えるでしょう。
魯延の経験が飛信隊を救う事になります。
軍を二つに分ける
竜川の活躍もあり、馮忌の軍に斬り込む事は出来ましたが、戦いは膠着する事になります。
ここで魯延は副将の渕に「このまま ここで戦っていても らちがあかんぞ」と告げました。
この時に隊長の信や渕は、目の前の敵を撃破する事だけを考えていましたが、魯延は飛信隊を二つに分ける事を進言しています。
渕は信を熱く説得し、飛信隊の精鋭部隊を先に行かせ、残りは後方で敵を防ぐ役目としました。
澤圭も魯延の策に賛同し、信を説得しています。
魯延の策が最終的に成功し、信が馮忌を討つ事に成功しました。
魯延の策が辺り、飛信隊は大きな功績を挙げたと言えるでしょう。
夜になると龐煖の夜襲があり、伍長が数名亡くなりますが、魯延は生き残っています。
馬陽の戦いでは王騎が死亡しますが、李牧が趙の軍を撤退させており、終焉に向かいました。
泥臭い策
李牧が咸陽に訪れ呂不韋と会い、韓皋の割譲で秦趙同盟が締結されました。
信は前線で戦っていましたが、壁が会いに来る事になります。
この後に魏と中規模の戦いとなりますが、羌瘣が作戦を立案すると信は「渕さん、魯延じぃは?」と意見を求めました。
渕は「異議なし」と応え魯延は「同じく」と続けています。
信が意見を求める辺りは、魯延の戦争の経験を高く評価していたからでしょう。
因みに、この時には魯延は什長に出世していました。
飛信隊は戦いになると暴れまわりますが、王賁の軍に遅れを取る事になります。
精鋭揃いの王賁の玉鳳隊とは、訓練も装備も違っており、圧倒されてしまったわけです。
夜になると飛信隊はどうやって玉鳳隊を出し抜くか考えますが、中々にアイデアが思い浮かびませんでした。
しかし、魯延は一つだけ作戦があると告げますが、それと同時に「儂らにしか出来ぬ過酷な作戦」とも述べています。
魯延の策は霧が深い事を利用し、屍と共に死んだふりをし、魏軍が通り過ぎた所で移動し本陣を目指すというものでした。
途中で昴が根性を見せたりし、飛信隊は敵の本陣を奪い王賁を出し抜く事に成功しています。
魯延の泥臭い策が見事にはまった結果だと言えるでしょう。
魯延の引退
戦場での経験豊富な老兵であった魯延は、山陽の戦いを最後とし引退しました。
この後に、羌瘣が離脱すると、飛信隊では信と渕が作戦を練る様になりますが、一向に勝てなくなります。
ここで魯延がいれば、違ったものになったのでしょう。
尚、飛信隊は蒙恬の推薦もあり、河了貂が軍師として加わりました。
因みに、魯延の息子が飛信隊入隊試験に挑みましたが、不合格になった話があります。

