名前 | 田永(でんえい) |
登場 | キングダム |
所属 | 飛信隊 |
コメント | 口は悪いが熱い男 |
田永は漫画キングダムに登場する架空の人物です。
馬陽の戦いの前に飛信隊に加わり第六伍長となりました。
田永は伍長から始まり、什長→五百人将→千人将と出世を続けました、
田永は口は悪いですが、信の事を認める様になっており、朱海平原の戦いで龐煖に敗れ信が戦死したと思った時は涙を流しています。
松左の死にも涙を流しました。
英呈平原の戦いでも田有と共にヨコヨコに挑んでおり、気難しい性格ではありますが、腕は立つ事が分かるはずです。
現在、田永は死亡しておらず生き残っています。
田永と沛浪は似ている?
キングダムには田永と沛浪が似ている問題があります。
田永と沛浪は骨格と髪型、雰囲気、ゴロツキ度も同じ位であり、かなり似ていて見分けがつかない人も多いようです。
田永と沛浪を見分ける方法ですが、髭がある方が沛浪であり、髭がないのが田永だと憶えておけばよいでしょう。
顔の傷の位置や大きさが違うなどもありますが、顎髭と口髭で判断するのが一番分かりやすいです。
田永と馬陽の戦い
田永の初登場
馬陽の戦いの前に、信は百人将になっていました。
20の伍が作られ、飛信隊の第六伍長となったのが田永です。
田永の初登場はキングダム第113話の「馬陽」ですが、セリフも特になく、伍長の紹介シーンで「チッ」という舌打ち?を残しているだけです。
田永と沛浪
夜になると伍長らが輪を作り話込みますが、飛信隊の隊長である信と羌瘣の風貌が子供であり、笑いも出ました。
しかし、蛇甘平原の戦いを参加していない田永は、信や羌瘣の実力が分からず「オイ 沛浪 俺はでかく稼げるっつーから ここに入ったんだぞ。てめぇ この俺をはめやがったのか」と述べています。
田永が沛浪に誘われて飛信隊に入った事が分かるシーンでもあります。
ここでは田永の口の悪さが災いし、沛浪は「あ?」と述べて睨みを利かせました。
田永もすかさず「”あ”じゃねぇよ てめェ コラ」と述べて一瞬即発の状態となります。
ここで崇原が割って入りますが、ここでも田永と崇原の間で、口論になりそうになりました。
田永はガラが悪くチンピラの様な人だという事が分かるシーンです。
田永は金にがめつい?
馮忌の軍に突撃を仕掛けた飛信隊は、馮忌を追い詰める事になります。
ここで尾到が信に突撃を仕掛け大将首を取るように進言しました。
しかし、ここで田永は「ちょっと待てコラ 勝手にそいつを行かすな ここまで来たら大将首は俺がもらう」と述べました。
田永は自らが馮忌を討ち取り、恩賞を頂くつもりだったのでしょう。
田永の金に対するがめつさも分かるシーンでもあります。
信は「心配するな田永」と述べると「手柄は俺が貰うが恩賞は山分けにする」と告げました。
田永は「山分け!?」と一瞬固まりますが「後ろにいる渕さんたちと全員まとめて、きっちり百等分だ」と叫ぶ事になります。
蛇甘平原の戦いで縛虎申が「10倍の恩賞」を約束し、兵の士気を上げましたが、信も同じ効果を狙ったのでしょう。
信が馮忌を討ち取りました。
龐煖の夜襲
夜になると飛信隊は野営を行いますが、別の山の方の野営が騒がしい事に気付きます。
飛信隊の中には趙の襲撃を怖れる者もいましたが、田永は「バーカ 襲いに来てんのは 俺達だぞ ビビッて眠れねェのは向こうの方だ」と口が悪いながらも余裕の発言をしました。
龐煖が襲撃してくると伍長が何名か討たれ、信と羌瘣の二人がかりでも龐煖を倒す事が出来なかったわけです。
後に干央や万極の軍による乱戦となり、信は再び龐煖に挑もうとしますが、崇原が止めました。
しかし、信の意思は固く龐煖と戦う決意を固めると、田永は「くっちゃべってねぇで さっさと とりに行くぞ。この戦最大の武功を」と述べています。
田永は口は悪いのかも知れませんが、熱い性格でもある事が分かるはずです。
しかし、結局は信や羌瘣は敗れ龐煖に殺されそうになりますが、澤圭、尾平、尾到が身を挺して信を守りました。
これを見ていた田永は「すげェぞ お前ら よくやった」と述べています。
この後に飛信隊は退却しました。
信が死人になってしまった尾到を担いで戻ると「やっぱ生きてやがったのか」と述べ、この時の田永は信の実力も認め飛信隊に対し、仲間意識もかなり芽生えていた事でしょう。
馬陽の戦いは最終的に王騎が李牧の策により討たれ終焉を迎えました。
英呈平原の戦い
望む所だァ
韓との英呈平原の戦いの前には、田永は竜川と共に千人将となっています。
千人将になった田永は、千の騎兵を率いる事になりました。
戦いの前に騰に続き信が檄を飛ばすと田永は「望む所だァ」と熱く応えました。
英呈平原の戦いで信は序盤で前に出ますが、博王谷とヨコヨコの攻撃を受け危機に陥っています。
田永は伝令から信の危機を知ると、場所を聞き「くそっ 前進だ」と叫び田有、沛浪、崇原が助けに向かいました。
信は絶体絶命のピンチに陥りますが、間一髪で騎馬に乗った田永らが助けに入ったわけです。
ヨコヨコとの戦い
信をギリギリで助けた田永は「右のシャンとした奴が副将博王谷だな」と述べると「博王谷はお前が討て信」と告げました。
信はヨコヨコの強さを理解しており「化物だぞ そいつは」と告げますが、田永は「だから邪魔できねェように 見といてやるぜ」と応えました。
ヨコヨコは飛信隊数人を斬り田有が相手でもパワーで圧倒し、田永が背中を刺しますが、重装甲で貫く事が出来ず、もう一度攻撃しようとしました。
しかし、田有は「よせ田永」と叫び。ヨコヨコの矛で斬られそうになりますが、次の瞬間に蒼淡の弓矢に助けられました。
蒼淡の矢が無かったら田有は真っ二つに斬られていた事でしょう。
田永は危機に陥りながらも気丈に「淡 こっちはいい もう一人の大男博王谷を狙え」と意識が朦朧とする中で叫びました。
しかし、信は田永や田有を守る様に指示しています。
蒼淡は混乱しますが、周囲の助言により信の言葉を優先しています。
博王谷との戦いでは、南陽の民からのプレゼントである南陽石を渕が見せますが、田永も続いて「副長だけじゃねェぞ」と叫び、首にぶら下げてある南陽石を見せました。
ここで博王谷に迷いが出て、最終的に信が討ち取りました。
韓の総大将の洛亜完も騰との激戦を行うも、最終的に撤退を決断しています。
英呈平原の戦いは秦軍の勝利となり、東砂平原の戦いも勝利し新鄭も無血開城させました。
現在のキングダムでは趙攻略戦に入っていますが、田永も飛信隊のメンバーとして出陣しています。