
| 名前 | イアフメス=ネフェルタリ |
| 時代 | エジプト新王国 |
| 王朝 | エジプト第18王朝 |
| 一族 | 父:セケンエンラー 母:イアフヘテプ1世 配偶者:イアフメス1世 |
| 子:アメンホテプ1世、イアフメス=メリトアメン | |
| コメント | 強大な権力を持った。 |
イアフメス=ネフェルタリはイアフメス1世の妻です。
尚、イアフメス1世はイアフメス=ネフェルタリの実の兄となります。
イアフメス=ネフェルタリは摂政を行ったり、アメン神の正妻と呼ばれるなど、エジプト第18王朝で強い力を持ちました。
息子のアメンホテプ1世には子が誕生せず、トトメス1世が後継者となりますが、イアフメス=ネフェルタリの血縁者だったのではないかとする説も存在しています。
王妃イアフメス・ネフェルタリの権力とアメン神の地位向上
イアフメス1世はイアフメス=ネフェルタリを王妃としています。
イアフメス=ネフェルタリは王妃として政治に多分に口を出した人であったと言われています。
それまでの王妃は「アメン神の第二の預言者」と言われ、第一の預言者がファラオであり、王妃は第二の預言者であると考えられていました。
しかし、イアフメス=ネフェルタリの時代になると王妃は「アメン神の正妻」と呼ばれるまでになりました。
イアフメス=ネフェルタリは摂政になっただけではなく、息子のアメンヘテプ1世と共に神格化されています。
エジプト新王国時代の最初の首都はテーベでした。
エジプトは多神教の国家であり、都市ごとに祀っている神様が違いましたが、テーベの地方神でしかなかったアメン神を国家の最高神として祀り上げています。
これは、エジプト第18王朝の本拠地がテーベであったことが影響していると考えられます。
イアフメス1世とイアフメス=ネフェルタリ
イアフメス=ネフェルタリは夫のイアフメス1世に対して、強い発言権を持っていたと考えられています。
祖母であるテティシェリの葬祭殿を建立する事になりました。
この時に、イアフメス1世はイアフメス=ネフェルタリに相談した記録が残っています。
これらの事から、イアフメス=ネフェルタリの発言権はエジプト第18王朝の中で大きかったと考えられる様になりました。
イアフメス=ネフェルタリの悩み
イアフメス=ネフェルタリの悩みは、息子のアメンホテプ1世に子が出来なかった事の様です。
こういう場合は、アメンホテプ1世に非難が集まる事も多い訳ですが、イアフメス=ネフェルタリは己の権力で口を封じたとも考えられています。
アメンホテプ1世は妹のイアフメス=メリトアメンを妻としますが、最後まで子が誕生する事はありませんでした。
エジプト第18王朝の3代目ファラオはトトメス1世となりますが、イアフメス=ネフェルタリとの関係ははっきりとしません。
それでも、トトメス1世はイアフメス=ネフェルタリや、アメンホテプ1世の血縁者だったのではないかと考えられています。