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夏侯龍は治安維持軍を指揮するも無残な最期を迎えた

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宮下悠史

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名前夏侯龍
登場キングダム
所属
主君王安王
コメント治安維持軍を率いて強制的に抑え込もうとした。

夏侯龍は漫画キングダムに登場する架空の人物です。

洛亜完が戦いに敗れると、の新鄭では張宰相が夏侯龍に強権を与えたわけです。

夏侯龍は治安維持軍を率いて暴力で、新鄭を抑えつけようとしました。

さらに、夏侯龍は5歳以上を徴兵するなどし、韓の徹底抗戦を主張しています。

王安王寧姫新鄭の無血開城を決断しますが、夏侯龍は王安王を斬る様に命じますが、逆に王安王に「あのバカを斬れ」と命令され最後を迎えました。

夏侯龍の死亡シーンはキングダム840話『譲渡』です。

尚、夏侯龍は架空の人物ですが、国は滅亡寸前になると、かなり凄惨な戦い方をする事が分かっています。

秦の昭王の時代の邯鄲籠城戦では人が人を食べる地獄絵図が繰り返された話がありますし、20世紀になってもスターリンはモスクワ攻防戦で不穏な動きを見せた者は直ぐに射殺する様に命じました。

これらを考慮すると、夏侯龍が架空の人物であったとしても、夏侯龍の様な人が実在してもおかしくはないと感じた次第です。

夏侯龍の治安維持軍

洛亜完英呈平原の戦いと東砂の戦いで連敗し、の朝廷に衝撃を与えました。

張宰相の責任問題にまで発展し、王族の中にはに逃れようとする者すら現れたわけです。

ここで民の暴動が起きますが、治安維持軍を率いた夏侯龍が抑え込みます。

さらに、夏侯龍は朝廷にまで武装兵を配置しました。

張宰相も納得の上で第一級非常事態宣言が発動され、治安維持軍が配置され、夏侯龍が指揮を執ったわけです。

夏侯龍の進言

治安維持軍を指揮する事になった夏侯龍は、五歳以上の住民の全てを強制的に徴兵し、の首都新鄭を軍兵と民兵で満たし総力戦を行う様に進言しました。

夏侯龍が子供から老人まで全て兵士と化し、秦軍と戦わせようとしたわけです。

さらに、槍や矛などの武器が持てない者は違う形で戦争に加わらせると告げました。

寧姫は「子供が戦っても無駄死にするだけ」と猛反対しますが、夏侯龍は「無駄死にではなく国家への美しい献身奉仕」だとしました。

夏侯龍は寧姫の考えを慈悲深く聖君の器としながらも、国家存亡の危機にあり「民は死んでも生まれるが、国はそうではない」と冷ややかに述べています。

寧姫が「全国民が全滅するまで戦う事になってしまう」と反論しますが、夏侯龍は全滅したとしても「滅びの道としては”是”」としました。

ここで寧姫は「そうなる前に降伏する」と告げると、夏侯龍は凄味を見せ慎重に発言する様に要請しています。

夏侯龍は治安維持軍を派遣し、多くの住民を斬ります。

しかし、夏侯龍は「最善の手を打っただけ」としました。

寧姫とのやり取りや行動を見ても、夏侯龍が冷徹な思考の持ち主だという事が分かるはずです。

夏侯龍は「最後まで戦い抜くのです。秦軍と」と告げました。

徴兵令が発動され新鄭では、少年兵も多く誕生する事になります。

夏侯龍の韓軍万歳

洛亜完博王谷の傷ついた兵たちの元に夏侯龍は向かいました。

子供兵たちは、傷ついた兵士らを見て萎縮していましたが、ここで夏侯龍は傷ついた兵士らを栄誉ある姿としました。

ここで夏侯龍は「韓軍万歳」を合唱しようとしますが、民は応えず治安維持軍が強制的に「韓軍万歳」を唱えさせています。

しかし、新鄭内の士気が上がる事はありませんでした。

夏侯龍が王安王に檄を依頼

の朝廷では夏侯龍が仕切る様な状態となっており「新鄭で韓軍の士気が芯から上がっていない」と発言しました。

ここで多くの大臣は「新鄭で強制徴兵を行い治安維持軍に暴力で従わせ、国のためにと戦う士気が上がるはずがない」と考えました。

夏侯龍は民の心など考えず、足りないのは王安王による「国民総決起・扇動」への檄だとしています。

夏侯龍は王安王に蕞の戦い嬴政の様に檄を出し、決意を示せば新鄭は不落の城と化すとしたわけです。

しかし、王安王は「敵は中黄道におり、まだ時間がある」と答え、休憩にする様に告げています。

寧姫は王安王の元に向かいますが、夏侯龍は「王安王の心を鎮める様に」と申し出ています。

洛亜完とヨコヨコの夏侯龍への評価

寧姫は朝廷から外に出ると洛亜完ヨコヨコに出会いました。

洛亜完は張宰相が夏侯龍へ強権を与えてしまった事は、悪手と思っていました。

寧姫は王族の弁伯と程輪の首を見て、夏侯龍が王族であっても容赦ない事を知ります。

ヨコヨコは「治安維持軍は城内で政治とも繋がり影の仕事も請け負う陰鬱な軍」としました。

「陰鬱な軍に力を持たせて急に日の下に出てもロクな事はしない」とも述べ、それを象徴するのが夏侯龍だとしています。

洛亜完も「五歳以上を徴兵したのは大いなる誤り」とし、夏侯龍のやり方が間違っていると非難しています。

洛亜完もヨコヨコも国の為に懸命に働きましたが、夏侯龍への評価がかなり低い事が分かるはずです。

夏侯龍の最後

の軍が新鄭を包囲しますが、王安王寧姫は降服を決断し鐘を鳴らしました。

この瞬間に、新鄭の無血開城が決まったわけです。

の朝廷に降伏の報告が入ると、夏侯龍は「虚言を吐くな。この反逆者」と暴れました。

洛亜完は韓の秦への不満分子たちを「立て直す」と称し、城を出ています。

大臣たちは「終わった」と述べますが、夏侯龍は「俺の治安維持軍があれば、まだ戦える」と徹底抗戦を主張しました。

こうした中で王安王が朝廷に戻ると、夏侯龍は激昂し「この裏切り者を斬れ」と命じますが、兵士達は従わなかったわけです。

王安王は夏侯龍を指をさし「このバカを斬れ」と命じると、兵士達は王安王の命令に従い夏侯龍を斬りました。

これにより夏侯龍は最後を迎えたわけです。

尚、夏侯龍の最後を見てスカッとした人は多いのではないでしょうか。

新鄭は無血開城しました。

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