
| 名前 | 干央(かんおう) |
| 登場 | キングダム |
| コメント | 王騎軍第四軍長 |
干央は漫画キングダムに登場する架空の人物です。
王騎配下の第4軍軍長であり、同僚には録嗚未、隆国、鱗坊、同金がいます。
干央は激闘を潜り抜けて戦い抜く戦闘スタイルであり「死闘を得意とする」と豪語しています。
実際に馬陽の戦いでは馮忌の軍を正面からの攻撃により本陣にまで辿り着き、英呈平原の戦いでも洛亜完の本陣まで到達しました。
王騎軍の中でも干央の突破力はナンバーワンだと言えるでしょう。
尚、現在のキングダムでは干央は死亡しておらず、生き残っています。
下記の人物が干央以外の王騎配下の軍長となります。
干中と馬陽の戦い
死闘を得意とする
この時に干央は王騎軍の第4軍軍長となっています。
趙の軍と対峙しますが、王騎は秦の左軍を訪れ「秦軍の主攻は中央軍ではなく左軍」だと壁に告げています。
壁に意味を聞かれますが、王騎は「駒を減らすこと」と述べており、壁はよく意味が分かりませんでしたが、干央は即座に理解しました。
王騎は左軍が苛烈な戦いになると述べますが、干央は「死闘は私が最も得意とするところです」と述べています。

干央の言葉に嘘はなく、干央は激戦を行う事になります。
王騎は飛信隊の陣にも訪れ、信に馮忌の首を取ってくる様に命じました。
馮忌の軍に対し、信が率いる飛信隊は横から突入したのに対し、干央は中央から攻撃を仕掛けたわけです。
干央の正面突破
信たちは馮忌の本陣の付近にまで迫りますが、馮忌が距離を取った事で絶望感が拡がりました。
尾平は信と羌瘣に二人で馮忌の首を取ってくる様に叫びますが、信は決断する事が出来ませんでした。
この時に干央が馮忌の軍の前に、突如として現れる事になります。
干央は正面から激闘を繰り返し、馮忌の軍に迫っていたわけです。
干央は「左軍の将か! 首をもらいに来たぞ馮忌」と告げています。
馮忌は部隊に指示をしますが、王騎の術中には嵌っている事を悟りました。
馮忌は部隊を退かせようと動きますが、干央は既に正面まで来ており「我が主の前で策をひけらかすのは十年早かったな」と言い放ちました。
「策に溺れたのは貴様らの方だ」と馮忌も言い返しますが、干央は「無理だな 貴様の命運は もう尽きた」と語り、次の瞬間に信が馮忌を討ち取っています。
信が馮忌を討ち取る事が出来たのは、死闘を得意とする干央が趙軍の中央を騎兵で見事に突破したからでしょう。
干央が飛信隊を配下にする
蒙武は趙の李白の策を上回る武で、突撃を繰り返し戦果を挙げていました。
夜になると王騎は蒙武を呼び出し、録嗚未、隆国、鱗坊、干央、同金の直属の五名を蒙武に預けています。
信も飛信隊を率いていましたが、干央に出会う事になります。
干央は飛信隊に向かって「貴様らの奮戦期待しているぞ」と堂々と述べ、信には「小僧 再び激戦となる覚悟しておけ」と告げました。
飛信隊は干央の軍に入り戦う事になります。
蒙武は趙軍を攻撃し、趙の総大将である趙荘は後退しますが、王騎は何かしらの異変に気付く事になります。
龐煖との戦い
夜になると龐煖が一人で夜襲を仕掛けてきました。
飛信隊では伍長が何名か戦死する事になり、大きな被害を出す事になります。
干央にも報告が届きますが「大男が一人」とする話を聞き、直ぐに龐煖だと気付き戦いの準備を始めました。
干央は龐煖を殺せば、戦いが終わると考えたわけです。
飛信隊の元まで駆け付けた干央は離れる様に命令し、龐煖に対し弓矢で攻撃しました。
干央は「龐煖を討てば一生遊べる財が入る」と告げて、龐煖に総攻撃を仕掛けたわけです。
趙の万極が龐煖に救援に入り乱戦となりました。
干央は龐煖と信の戦いを見たりしていましたが、万極により刺され不覚を取りました。
ただし、ここで干央は死亡したわけではなく生き残っています。
馬陽の戦いでは最終的に、李牧の策で王騎が討たれる結果となりました。
王騎の軍は騰が引き継ぐ事になり、干央も騰の配下となります。
干央と英呈平原の戦い
ここで、洛亜完の分断作戦により秦軍は苦しい立場となり、左軍にいた干央も苦戦しています。
しかし、騰も自らを囮としており、録嗚未、隆国らは気が付いており干央が洛亜完の軍を急襲しました。
この時にキングダムでは「死闘を得意と豪語する 不死身の干央」と紹介されています。
干央は洛亜完との戦いになりますが、槍が曲がりながらも攻撃を仕掛けました。
騰は干央の武勇に期待しており、干央は役目を果たしたと言えるでしょう。
騰は秦軍に総攻撃を命じており、洛亜完と騰の戦いとなります。
録嗚未やヨコヨコの割り込みもありましたが、録嗚未は韓軍の撤退を指示しました。
博王谷が討たれていたのも、韓軍撤退の大きな理由となっていました。
韓軍は東砂平原の戦いでも敗れて、新鄭は無血開城しています。
韓滅亡後に騰は寧姫を救いますが怪我をしており、騰は六将をやめて将軍職から身を引いています。
現在、キングダムでは趙攻略戦に入っていますが、干央も録嗚未や隆国と共に出陣しており、死闘を期待したい所です。