
| 名前 | 岳嬰(がくえい) |
| 登場 | キングダム |
| 主君 | 慶舎 |
| コメント | 慶舎に心酔している将軍 |
岳嬰は漫画キングダムに登場する趙の将軍です。
最初は慶舎の部下として登場し、桓騎の配下のゼノウや雷土とも渡り合う程の武勇を見せる事になります。
それと同時に、桓騎軍の撤退を嘲笑うなど、武将としての尊大さも垣間見えると感じました。
しかし、黒羊丘の戦いで慶舎は戦死し、紀彗や金毛と共に交戦しようとするも、紀彗の撤退により戦いは終わる事になります。
岳嬰は朱海平原の戦いにも参戦し飛信隊と対峙しますが、自らが心酔した主君である慶舎の事を思い出していました。
信に向かって突撃を仕掛けますが、一撃で斬られ最後を迎えています。
岳嬰の最後はキングダム52巻・第560話『信の間合い』です。
黒羊丘の戦いと岳嬰
岳嬰のユーモア??
黒羊丘の戦いで秦軍は飛信隊と雷土の部隊を前に出し先行させていましたが、紀彗配下の劉冬と馬呈の活躍もあり、勢いを挫く事に成功しました。
この時に、趙の慶舎の本陣に岳嬰はおり「紀彗将軍様が博打に勝ち、副官二人のご活躍で事が楽に進みそうで感謝」と述べています。
さらに、隣にいた金毛には「金毛の背丈の低さで視界がよいのにも感謝」と述べました。
岳嬰のユーモアが分かるシーンでもあります。
岳嬰と雷土・ゼノウの戦い
桓騎は飛信隊が足止めされた事を知ると、雷土とゼノウを前進させる事になります。
この間に慶舎は黒羊の中央の丘に向かいました。
前線ではゼノウと雷土が暴れまわっていましたが、岳嬰は交戦する事になります。
この時に、岳嬰は「言っている意味が分かるか?田舎の猿共よ」と述べています。
岳嬰とゼノウ、雷土は激しく戦う事になりますが、趙の本陣では紀彗と金毛がおり、紀彗は「大丈夫か」と訪ねると金毛は「岳嬰(あいつ)なら大丈夫だ」と答えています。
この時の金毛の言葉から岳嬰の武勇に対し、圧倒的な信頼があった事が分かるはずです。
尚、慶舎が雷土やゼノウの後続部隊を攻撃した事で、秦軍は孤立しますが、火兎の笛によりゼノウと雷土の部隊は撤退していきました。
火兎の笛により秦軍は撤退しましたが、余りにも無様に撤退した事で、岳嬰は固まり後に大笑いする事になります。

ここで岳嬰は「殿も知らんのか。この素人共」「まさに猿!山猿!マヌケすぎてお前が好きになったぞ桓騎」と述べています。
しかし、桓騎軍の撤退は野盗式の撤退方法であり、桓騎の言うには「一番多く助かる」と語っています。
正統派の武人である岳嬰には盗賊のやり方など、理解は出来なかったのでしょう。
ただし、後に紀彗はゼノウの攻撃に吹き飛ばされていますが、岳嬰は一騎打ちこそありませんでしたが、優勢に戦っており、見方によっては紀彗よりも岳嬰の方が武の力は上とみる事も出来ます。
しかし、黒羊丘の戦いでの岳嬰の活躍は、ここまででした。
これから先の戦いは雷土と睨み合っていたりするばかりであり、目立った活躍はありません。
歩兵からやり直してこい
黒羊丘の戦いでは、趙の総大将の慶舎が信に討たれる事態となります。
岳嬰は慶舎に忠誠を使っており、戦争の継続を喜んだわけです。
ここで桓騎が近くの村を虐殺し、自身の残虐性を紀彗に見せつけた上で、離眼に向かって進軍を始めたわけです。
紀彗は離眼の救援に行く為に、黒羊の丘を棄てると言いだしましたが、ここで激昂したのが岳嬰となります。
岳嬰は「そんな身勝手が通じるとでも思っているのか貴様ら」と紀彗に刃を向けました。
離眼を落す戦略的な意味はなく、岳嬰は黒羊の中央の丘の重要性を理解しており、反対したのでしょう。
普通に考えれば、岳嬰の言葉は正論です。
しかし、紀彗にとっては離眼は最も大事な場所であり、岳嬰と馬呈は一瞬即発となりました。
金毛は紀彗の軍が士気が異常に高いのは、紀彗への忠誠が高いからであると見抜いていたわけです。
金毛は紀彗に刃を向けた岳嬰に対し「歩兵からやり直してこい」と一喝されました。
これで岳嬰は静かになってしまい、紀彗と馬呈は離眼城に戻りました。
岳嬰は金毛と共に丘の防備を固めますが、結局は守りきる事は出来ず撤退に移る事になります。
黒羊丘の戦いは、完敗したと言ってもよいでしょう。
岳嬰の最後
秦による鄴攻めが行われ李牧と王翦の間で朱海平原の戦いが勃発しました。
当然ながら、朱海平原の戦いには、岳嬰も参戦していたわけです。
朱海平原の9日目に岳嬰は飛信隊と対峙しており、慶舎の事を思い出していたわけです。
岳嬰は慶舎配下の将軍として、燕と戦い勝利した事がありました。
戦いの方は完全勝利でしたが、慶舎は「岳嬰よくやった」と述べる事になります。
岳嬰は「不思議とその言葉だけで全てが、報われる気がするようになっていた」と感じる様になっていました。
「どれ程、過酷な戦地が続こうと、どれ程、血を流そうと全てその言葉だけで・・」
「軍をさすらった一匹狼の俺が初めて忠を尽くした将」だったと言います。
回想シーンではありますが、岳嬰が如何に慶舎に忠誠を誓っていたのかが分かるシーンでもあります。
当然ながら、岳嬰は慶舎が信に討たれた事を思い出し、「貴様だけは・・」と怒って、信に向かって行ったわけです。
しかし、次の瞬間に信は王騎の矛を使い一撃で、岳嬰を真っ二つにしており、これにより岳嬰は最後を迎えました。

尚、信に斬られた岳嬰の体はかなり高く飛び上がっており、地面に落ち激突した描写もあります。
岳嬰の最後は、何処か儚さを感じました。