
| 名前 | 雷土 |
| 登場 | キングダム |
| コメント | 桓騎軍屈指の武闘派の武将 |
雷土は漫画キングダムに登場する架空の人物です。
ずんぐりむっくりの体型であり、左目に輪の入墨があるのが特徴になっており、桓騎の配下で摩論や黒桜とは同僚となります。
黒羊丘の戦いでは、ゼノウと共に共闘しますが、信と虐殺を巡って殴り合いの喧嘩もしています。
平陽の戦いでは龍白公を討ち取る事には成功しますが、捕虜となり扈輒により虐殺されました。
戦いが終わると、桓騎は思う所があり、趙の捕虜数万を斬首しています。
雷土と黒羊丘の戦い
先行部隊
雷土の活躍が見られるのは、キングダム41巻の黒羊丘の戦いからです。
黒羊丘の戦いでの秦の総大将は桓騎であり、雷土は飛信隊と共に先行部隊を任されました。
雷土と飛信隊が前線で敵と戦っているうちに、残りの秦軍が丘を占拠し戦いを有利に進めようとしていたわけです。
飛信隊は趙の紀彗配下の馬呈と劉冬に足止めをされ作戦に狂いを生じさせていますが、雷土は順調に前に進んでいました。
この時に尾平は那貴と交代で桓騎軍の雷土の配下となっており、巴印からは雷土は強くて、おっかなく桓騎も取り込むのに、相当苦労した話を聞かされる事になります。
ここで尾平は並走しているゼノウと、後方にいる砂鬼の集団がヤバいと聞かされました。
飛信隊は上手く前に進む事が出来ず、趙将の慶舎は黒羊の中央の丘の前まで移動する事になります。
雷土は手ぶらでは帰らない
飛信隊が予定通り前に進む事が出来ず、桓騎は自ら前線にやってきてゼノウに攻撃を命じました。
趙の慶舎の本陣は中央の丘に登ろうとしますが、雷土はゼノウと共に横やりを入れるべく動く事になります。
しかし、趙の岳嬰が待ち構えており雷土とゼノウは交戦する事になりました。
この時に趙の総大将の慶舎も動いており、雷土軍の二列目に攻撃を仕掛ける事になります。
雷土は異変に気付いており、ゼノウの所まで行くと火兎の笛を鳴らしました。
次の瞬間に雷土やゼノウの率いていた軍は、隊列も全て乱し逃げ出し始めたわけです。
これにより桓騎軍は最小限の損害で撤退する事が出来ました。
因みに、桓騎の本陣にいた厘玉(りんぎょく)は「あの判断の早さはさすが雷土」と褒めています。
尚、雷土とゼノウは戦いに敗れただけでは帰らず、趙軍を襲撃し丘の柵を燃やした上で帰還しました。

雷土は「どんなに下手を打ったとしても、ぜってぇ手ぶらじゃ帰らねェんだよ!」と凄味を利かせて述べています。
翌日の戦いは雷土とゼノウの部隊は森を挟んで、岳嬰の軍と睨みあいになりました。
ゼノウ一家は「さっさと号令を出せ」と急かしますが、雷土は「睨み合い」には向かないと、ゼノウに下がる様に伝えています。
雷土が単に強いだけの人物ではない事が分かるシーンでもあります。
お頭に文句
黒羊丘の戦いの三日目は何もなく、四日目になると慶舎が動き出しました。
これを待っていたかの如くゼノウは慶舎を攻撃し、最終的に信が慶舎を討ち取る事になります。
趙では紀彗や金毛が指揮を執り慌ただしく態勢を立て直そうとしましたが、戦況は明らかに秦が有利でした。
このタイミングで桓騎は全軍撤退の命令を出し、趙軍に黒羊の中央の丘を譲っています。
桓騎の元に雷土、黒桜、摩論が集まってきますが、ここで摩論が「雷土さんが凄んでますので、理由を教えてあげて頂けませんか?」と伝えました。
桓騎は「やっぱ、俺に正面から文句たれんのはお前くらいだな雷土」と述べ、雷土は「お頭のことは信じちゃいる」と述べると、黒羊丘の戦いが丘取り合戦だったのに、方針が変わったのかと問う事になります。
これに桓騎は「武将みてェな口ぶりだな」と返すと雷土は慌てた様に「違う」と返しました。
雷土はあくまでも盗賊の意識があるのか、行儀のよい武将にみられたくなかったのでしょう。
桓騎は「丘をとるため」と述べると完全勝利に繋がっていると応える事になります。
雷土も自信満々の桓騎を見て「俺らが思いも知らぬやり方で勝って、それが面白い」と納得しました。
桓騎は近隣の村を襲い虐殺及び略奪を行う事になります。
信と揉める
桓騎の略奪が許せず、信は桓騎の本陣で暴れようとしますが、雷土が殴り飛ばしました。
ここで雷土が信をおちょくるような発言をし、信に殴られ、雷土もまた信を殴っています。
雷土が勝ったかに思われましたが、次の瞬間に信の拳で雷土は体ごと飛ばされました。
羌瘣が桓騎を人質としますが、雷土も剣を信の首にあて人質とします。

ここで尾平が仲裁に来ますが、信は尾平が紫水晶を盗んだと考えて、殴り飛ばし破門としています。
信は出て行こうとしますが、雷土は「おい待て、クソ信。この出っ歯はどうすんだ」と聞いており、以外と冷静な感じでした。
雷土は信とは揉めましたが、信を恨む様な人でもなかったのでしょう。
この後に、尾平と雷土一家の岩迅が揉め、岩迅が那貴に殺害される事件が起きますが、雷土がどの様に対処したのかは不明です。
黒羊丘の戦いは最終的に秦が勝利し、桓騎は黒羊の中央の丘に登りました。
戦いが終わると雷土と摩論が飛信隊の陣に訪れますが、ここでも雷土は悪態をついています。
那貴が飛信隊に移ると言いだした時も、雷土は激怒し「内臓ぶちまけられてえのか」と述べました。
しかし、那貴は飛信隊に加わる事になります。
雷土の最後
捕虜となる
平陽の戦いで雷土は龍白公の末子の曹還を捕虜にすると、拷問を加え劉白公を誘き出そうとしたわけです。
雷土は龍白公を討ち取ったはずですが、劉白公はかなり粘りました。
雷土は確実に劉白公の首を取ろうとし、桓騎の戦いを楽にしようとしたわけです。
部下が逃げる様に進言しても、雷土は自ら龍白公を殺害しようとし、戦場に残る事になります。
雷土は「お前のガキ最後まで泣きながら命乞いして小便もらしながら死んだぜ」と述べ、挑発した上で矛で一刀にしました。
龍白公を討ち取った事で、雷土は撤退しようとしますが、劉白公が矛を放さなかった事で、逃げ遅れ龍布により捕虜となります。
龍布は雷土を扈輒の元に連れて行く事になります。
お頭としゃべりたかったな
捕らえられた雷土は扈輒の本陣に連れていかれました。
ここで扈輒は曹還を弄び殺害し、エサとして龍白を誘き出して殺害したのかの確認をしたわけです。
雷土は悪態をつきながらも同意しますが、ここで扈輒は意外にも「龍白を売ったお前に罪はない。むしろ優秀だ」としました。
しかし、扈輒は「配下たちの手前許すわけにはいかない」と雷土の左指を切り落とし、さらには左腕も落しました。
扈輒は雷土に「桓騎は何を考えている」と問う事になります。
しかし、雷土は「お前には何も教えない」と述べ、さらには「頭の桓騎は一番のクソヤロォで最高の男」と堂々と述べました。
この時に、雷土は「あれ、何か・・。少し、お頭のことがわかったような」と感じました。

雷土は「もう一回だけお頭としゃべりたかったな」と考えると、最後を迎えています。
雷土が亡くなった時に、摩論と黒桜は何かしらを感じた様であり、雷土との絆を感じました。
雷土軍は雷土の死により総崩れとなりますが、平陽の戦いは最終的に桓騎が勝利しています。
雷土の箱
桓騎軍の主力はバラバラになって箱に入った雷土を見る事になります。
黒桜、摩論、厘玉(りんぎょく)らは驚き砂鬼一家は状況説明をしました。
ここで桓騎は雷土の箱に手を入れると「俺の言うことを聞かねーからだぞ。この大馬鹿野郎が」と述べました。
桓騎は摩論に「何人だ?」と訪ねています。
これにより桓騎は捕虜になっていた趙兵数万を殺害しました。
尚、桓騎の虐殺については雷土は家族も同然の人物であり、その死への報いとみる事も出来ます。