
| 名前 | 媧偃(かえん) |
| 登場 | キングダム |
| 兄弟 | 姉:媧燐 |
| コメント | 冷静沈着な性格をしている。 |
媧偃は漫画キングダムに登場する人物です。
函谷関の戦いでは楚の汗明と秦の蒙武が激しくぶつかりますが、媧偃は姉の媧燐の命令により蒙武の背中を貫く様に命令されました。
媧偃は実行に移すべく行動しますが、蒙恬に阻止され最終的に汗明も討たれています。
媧偃はこの後に暫くの間は出番がなく、後に春申君が亡くなり李園が媧燐に宰相になる様に要請しました。
この時に媧燐には生き別れの弟がいる事が分かっており、媧偃の兄弟という事にもなるはずです。
尚、媧偃の「偃」の文字は西周王朝の時代に周の穆王に討伐された徐の偃王と同じであり、何処か不吉な感じがする名前でもあります。
媧偃が呼ばれる
函谷関の戦いでは汗明と蒙武が激しい一騎打ちを繰り広げていました。
これを見ていた楚の第二軍の将である媧燐は、バミュウに弟の媧偃を呼ぶ様に伝えています。
媧燐は媧偃に「中に入って行き、背から蒙武の心臓を貫いて来い」と命令しました。
媧偃は蒙武の心臓を貫けと命令されている辺りは、武に対して優れている事が分かるはずです。
登場した時の姿も顔に×の傷があり、冷静沈着な姿を垣間見る事が出来ます。
ここでバミュウが騒ぎますが、媧偃は槍でバミュウの顔をはたき制止しました。
汗明の性格
媧偃は作戦を遂行するにあたり、理由を「愚弟にもお聞かせ願おうか」と述べており、姉の媧燐に対しても堂々と発言をしています。
媧燐は「良くも悪くも汗明の代わりはいない」と述べ、汗明が蒙武に討たれてしまった時の事を危惧していたわけです。
さらに、媧燐は「一騎打ちなんてバカな男の酔狂に付き合う気はない」と述べました。
汗明と蒙武はお互いが最強を目指しており、二人の一騎打ちは男のロマンでもあったわけです。
当然ながら、媧偃が蒙武を討ったとしても、汗明が激怒する事は明らかでした。
媧偃は冷静に「蒙武を討った後に汗明が憤怒した場合はどうするのか」と訪ねますが、媧燐は直ぐに自分の所まで戻って来るように指示しています。
媧燐が状況を説明し、汗明を納得させるつもりだったのでしょう。
強者同士の一騎打ちで横やりを入れる方法は、槍で後ろから相手を突くほかに、馬陽の戦いで李牧が魏加に命令し、矢で王騎の背中を討った様な方法もあったはずです。
背中を負傷した王騎は龐煖により命を落としました。
しかし、この時点では楚の中華十弓の一人である白麗は初戦で蒙恬により負傷しており、蒙武の背中を攻撃する役目は媧偃になったのでしょう。
個人的には原安久先生が初戦で白麗を負傷させたのは、読者に媧偃が蒙武の背中を狙う時に「槍で背中を狙うよりも白麗の矢で狙った方がよかったのでは?」と思わせない為の演出だったのではないかとも感じました。
作戦は失敗に終わった
媧偃は十騎を率いて汗明と蒙武の一騎打ちの場所に向かいました。
この動きに気付いたのが蒙恬です。
蒙恬は一騎打ちの場所に向かいますが、この時の函谷関の中では蒙驁の甲に傷が入るなど不吉な出来事がありました。
汗明と蒙武の一騎打ちは佳境を迎えており、兵士達の目にも決着が着くと感じていたわけです。
ここで蒙武が汗明の武器を砕きますが、媧偃が飛び出し蒙武の背を狙いました。
この時に蒙恬が飛び出し、媧偃を狙うと、媧偃は攻撃対象を蒙恬に代えて攻撃しています。
蒙恬は媧偃の突きを「速い」と感じており、その後に汗明と蒙武の一騎打ちの間に媧偃は蒙恬を弾きました。
媧偃により押し出された蒙恬を見て蒙武は驚きますが、汗明は「至強を決する舞台だぞ」と怒り「汚すな下郎」と蒙恬を斬りつけています。
次の瞬間に蒙武が汗明を攻撃すると、蒙武は汗明の剣を砕き、さらに顔面を砕き勝利しました。
蒙武が勝利した事で、媧偃の奇襲作戦は最悪の結果で幕を閉じてしまったと言えるでしょう。
函谷関の戦いは最終的に合従軍は撤退に追い込まれました。