
| 名前 | 黒桜(こくおう) |
| 登場 | キングダム |
| コメント | 桓騎の女になりたかった。 |
黒桜は漫画キングダムに登場する架空の人物です。
桓騎軍に属し部下達からは「姐さん」と呼ばれています。
普段は粗暴な女性ではありますが、戦いになると卓越した戦術眼を見せたりもします。
桓騎が李牧に敗れる時に、槍で突かれ戦闘不能になりました。
この時の黒桜は女性らしさがにじみ出ており、黒桜の死は作中でも屈指の名場面になっていると感じました。
黒桜の死はキングダム69巻・第748話『オギコの勘」で槍で突かれ戦闘不能となり、第751話『一秒の差』で落馬し最後を迎える事になります。
黒羊丘の戦いと黒桜
黒桜と紀彗の戦い
黒羊丘の戦いで3日目に突入しますが、この日まで黒桜に目立った活躍はありませんでした。
しかし、三日目に漸く五千人将の黒桜出番が回ってくる事になります。
黒桜の元には永鬼、田鬼が敵を撃破し前進しているなど、良い報告が入っていたわけです。
ここで大男の外磨が援軍を求めると、黒桜は拒否しますが、若くてイケメンの智春が援軍を求めると「百人助けを送ってやれ」と指示をしました。
これを見て部下達は「見た目で差別してないか」と疑念を抱いています。
丘の麓で戦っていた飛信隊は馬呈を後退させており、順調に前に進んでいました。
これを見た黒桜は総攻撃の態勢に入りますが、離眼兵を率いた紀彗が崖の上から、攻撃を仕掛ける事になります。
角雲は一撃で紀彗に斬られています。
黒桜は断崖を下る騎馬隊がいるとは思っておらず、弓を構えて戦おうとしますが、崖からの軍が多い事を察知し撤退を指示しました。

黒桜の隊は前半は押しましたが、後半は紀彗により後退させられています。
紀彗の手強さを黒桜は実感したと言えるでしょう。
3日目の戦いの前に、黒桜は「三日目にして早くも、この黒羊の大一番になりそうだ」と述べています。

しかし、桓騎は動かず、三日目の戦いは何事もなく終わりました。
夜になると黒桜は摩論の元を訪れ、桓騎からの連絡を確認しますが、特に何もなかったわけです。
摩論は「見事に期待を裏切られた」と言い、黒桜は「時々あることだ」と述べています。
黒桜は摩論に紀彗の事を訪ねますが、摩論も知らない様子でした。
ここで黒桜は紀彗を見て「兵の心のつかみ方が尋常ではないように感じた」と告げています。
黒桜は紀彗の底知れぬ実力を察知し「お頭から伝者が来たら、この戦いの鍵を握る男がもう一人いる」と伝えよる様に述べ摩論の元を去りました。
軍を前進
四日目になると慶舎が飛信隊を壊滅させる為に動く事になります。
この時に黒桜の裏からゼノウが動き出し、慶舎を討ちに行く事になります。
慶舎は窮地となり紀彗が助けに向かった事で、黒桜は紀彗が不在となった丘の右半分を奪うべく、号令を発したわけです。
黒桜は周邦を抜き黒公と連苛を落すべく動きました。
紀彗は劉冬の本陣を任せて馬呈と共に黒桜との戦いを選択しました。
飛信隊との交戦で慶舎と劉冬は戦死しています。
紀彗は金毛と共に戦いを継続しますが、桓騎は突如として撤退命令を出しました。
黒桜は耳を疑いますが、桓騎は本当に撤退を告げたわけです。
四日目の戦いは紀彗が不在になったらすぐに軍を動かすなど、黒桜の采配は見事だったと言えるでしょう。
黒桜の鼻血
桓騎の前に黒桜、雷土、摩論、厘玉(りんぎょく)らが集まりますが、桓騎の意図が分かる者はいなかったわけです。
この時に、桓騎は「四の五言わずに、俺を信じろ」と述べて、黒桜の顎を触りました。

興奮したのか黒桜が鼻血を出す描写があります。
桓騎は砂鬼一家を使って紀彗の事を聞き出しており、近隣に村に虐殺に向かう事になります。
黒桜と羌瘣
桓騎軍の略奪に飛信隊は血相を変えて本陣に乗り込んで来たわけです。
信と雷土が殴り合いになり、黒桜が弓で信を狙う事になります。
この時に、羌瘣が素早く動き黒桜の弓を破壊しますが、次の瞬間には黒桜は矢を持ち羌瘣を刺しに行きました。
しかし、羌瘣により下に叩き落され、桓騎は人質にされています。
黒桜は摩論に殺せと伝えますが、摩論は「私にはムリかと」とあっさりと断っています。
最終的に厘玉(りんぎょく)は尾平に仲裁をさせようとしますが、尾平は飛信隊を一時的に破門される事になりました。
それでも、騒動は収まったわけです。
桓騎が残虐さを見せつけた上で離眼に向かった事で、趙軍から紀彗が離脱し金毛と岳嬰も撤退する事になります。
黒羊丘の戦いは秦の勝利で終わりました。
黒桜と雷土の死
平陽の戦いでは雷土は龍白公を葬りますが、捕虜となり扈輒により拷問され世を去る事になります。
雷土はバラバラにされ箱に詰められ桓騎の元に送られました。
黒桜は言葉を失いますが、我に返ると「誰の仕業だ」と問うと、扈輒と数人の拷問官だと知る事になります。
桓騎は平陽の戦いで捕虜となっていた数万の趙兵を全て斬首しました。
これを問題視したのが、嬴政であり昌文君と共に数万の兵を率いて、桓騎の本陣に乗り込んできたわけです。
桓騎が悪態をつくと嬴政は豹司騎に斬首を命じますが、黒桜は剣を抜き阻止しようとしますが、摩論が慌てて趙兵を斬首した事の説明をしました。
嬴政は戦国七雄の国々を纏め上げ中華統一を成し遂げようとしており、桓騎の大量斬首は様々な人々の恨みを買い秦の統一後に国を纏める事が出来なくなるとも懸念したわけです。
六将の中から長平の戦いで40万人を生き埋めにした白起を出すわけにはいかないとも告げました。
桓騎は「趙と仲良くなる話」をどう思うか、黒桜に訪ねると「キレイ事かと」ぼ述べています。
さらには、捕まっていた雷土を生きながらにバラバラにされた。先にやったのは奴らの方だ。
私たちが趙に勝ったとしても、趙の奴らと一緒になるなんて、こっちから願い下げだと述べたわけです。

さらには、趙の人間は皆殺しにしてやる。と激昂しました。
昌文君は黒桜の発言に「オイ」と言いますが、雷土の死が大きかったのでしょう。
桓騎は平陽の戦いで扈輒を討った功績や昌平君の評価もあり、六将の剥奪もなく事なきを得ました。
黒桜の最後
女性になった黒桜
肥下の戦いで趙兵の奮闘もあり、桓騎は圧倒的に不利な状況となりました。
こうした状況の中でも黒桜は奮戦していましたが、背後から槍で突かれる事になります。

これが致命傷となり、涙を流し「お頭の側に・・」と述べる姿は、普段は気が強い黒桜もか弱い女性になった様に見えました。
猛々しさは皆無になってしまったと言えるでしょう。
ゼノウも上和龍により斬られる事になり、厘玉も叫び、桓騎軍には悲哀さが醸し出す事になります。
オギコが摩論と共に飛信隊に向かい撤退に入りますが、那貴は桓騎との最後を望み、桓騎の元に向かう事になります。
黒桜は厘玉に支えられ桓騎の元に向かう事になります。
桓騎の前で黒桜は「何で私を抱いてくれなかったんすか。私はずっとお頭の女になりたかったのに」と述べ、涙を流し続けました。

桓騎は「酔った勢いで何回かは抱いた」と述べますが、黒桜は「泥酔してお互いに覚えていない」と告げ「再びお頭の女に・・」と言うと桓騎は「女じゃなかったが、お前は俺の家族だ。それで勘弁しろ」と真顔で述べました。
黒桜は涙を流し「家族」と呟いています。
黒桜の死
黒桜は意識が朦朧としたのかお腹を押さえ「私もう死んでたっけ」と応えますが、厘玉は「まだだぜ」と応え、皆で一緒に逝くと述べました。
「お頭も一緒だから怖くないや」と言うと、「雷土は一人で逝ったから、かわいそうだったな」と涙ながらに行っており、優しい女性の発言をしています。
李牧は桓騎に総攻撃の命令をしますが、黒桜は桓騎に「こんな時ですけど、いつものあれ私たちに言ってくれませんか」と言うと、桓騎は「心配すんなお前達。全部上手く行く」と桓騎は述べました。
桓騎がゼノウと叫ぶとゼノウが蘇り上和龍を葬り、那貴も援軍として現れる事になります。
黒桜は桓騎の後ろ姿を見て「お頭やっぱり、かっこいいな。お頭ありがとう」と呟く事になります。

この後に、黒桜は馬の上で意識を失い落馬し最後を迎えました。
桓騎は「ちょっとだけ先行ってろ黒桜。李牧の首を持って、すぐに行くからな」と呟き戦い続ける事になります。
最終的に黒桜だけではなく、桓騎、ゼノウ、厘玉、那貴は世を去り、摩論や衣央、砂鬼一家らは生き残りました。
黒桜の最後は、キングダムの作中でも屈指の名場面だと感じています。
多くの人が涙したのではないでしょうか。