
| 名前 | 録嗚未(ろくおみ) |
| 登場 | キングダム |
| コメント | 王騎軍第1軍長 |
録嗚未は漫画キングダムに登場する架空の人物です。
残念に思うかも知れませんが、録嗚未は史実の人物ではありません。
録嗚未は王騎の第1軍長を務めており、烈将と呼べる武将であり極めて高い戦闘力を持っています。
それでも、函谷関の戦いでは臨武君に追い込まれたりもしています。
録嗚未は多くの戦いに参加し、騰からの信頼も厚い武将です。
ただし、騰により何度かネタキャラ扱いされています。
尚、録嗚未は現在死亡しておらず、生き残っています。
下記が録嗚未以外の王騎配下の軍長となります。
録嗚未も馬陽の戦い
馬陽の戦いで飛信隊の信が馮忌を討ち取り、蒙武が李白を相手に攻勢を強めていました。
夜になると王騎は本陣に蒙武を呼び寄せています。
王騎の本陣には第一軍長・録嗚未を始め隆国、鱗坊、干央、同金ら軍長が揃っていました。
王騎は蒙武に座る様に促しますが、蒙武は「いらぬ 要件を言え」と従いませんでした。
蒙武の態度を見た録嗚未は「大将が座れと申されておるのだ」と座る様に促しますが、蒙武は聞かなかったわけです。
録嗚未と蒙武で一触即発の雰囲気となりますが、王騎は矛の柄で録嗚未の頭を小突き宥めています。
このシーンで録嗚未は蒙武に引けを取らないだけの自信があると同時に、王騎に小突かれている所を見ると、ネタキャラ感も漂させていたわけです。
王騎は録嗚未らに自己紹介をさせると、彼らを蒙武に預け趙軍への攻撃を指示しています。
翌日になると蒙武は趙の本陣に向かって総攻撃を仕掛けますが、その中には当然ながら録嗚未の姿もありました。
馬陽の戦いの終盤で、趙荘が龐煖を囮として使い、王騎を誘い込んだ所で、趙の李牧の軍が到着する事になります。
王騎は龐煖と魏加により深手を負っており、自らの軍を騰に預け最後を迎えました。
録嗚未は王騎が亡くなった時に、万極と交戦中でしたが、激昂し暴走する事になります。
同じく軍長の鱗坊と同金が涙を流したのに対し、録嗚未は暴走しており、激情家の性格を見て取る事が出来ます。
録嗚未と函谷関の戦い
李牧と春申君を中心とした合従軍が結成される事になり、楚、趙、魏、燕、韓で秦の函谷関を攻撃しました。
この時に楚の臨武君は既に、同金を討っており、実力の片鱗を見せていたわけです。
録嗚未は楚軍に斬り込み臨武君と対峙しました。
この時に録嗚未は「そのおかしな顔を切り刻んで あの世の同金に喰わせてやる」と述べると、臨武君に襲い掛かる事になります。
臨武君は余裕を見せていましたが、鱗坊が挑発し、録嗚未と二人がかりで臨武君に挑みました。
しかし、次の瞬間に白麗の矢が鱗坊に頭に直撃し、最後を迎えています。
録嗚未は臨武君と戦いながら、白麗の矢も避け続けました。
楚の白麗と項翼は蒙恬と王賁で対処しますが、録嗚未は臨武君のパワーに押され地面に叩きつけられています。
ここで騰が臨武君に攻撃を仕掛け討ち取っています。
騰は臨武君を討ち取ると「あの世で同金、鱗坊、録嗚未と酒でも飲むがいい」と告げました。
しかし、この時に録嗚未はまだ生きており、ネタキャラになってしまったわけです。
秦軍は函谷関の戦いでも、蕞の戦いでも勝利しており、最終的に合従軍を退けています。
録嗚未と女性
この時に昌平君は介億を正使としますが、騰や録嗚未、李信らは護衛として共をする事になりました。
韓の首都の新鄭に入ると、寧姫が出てきますが秦の使節団に帰る様に促しています。
これを聞いた録嗚未は「こっちは公式な使節団だぞ 舐めてんのか」「邪魔だどけ」と言い放っています。
信も女性に対して容赦なく暴言を発する事がありますが、録嗚未も同様に女性でも容赦がない部分がある事が分かるはずです。
寧姫は前に進みたいなら自分を斬るように告げますが、この時に騰は「私は録嗚未と違って女は斬らない」と述べ、録嗚未は「俺も斬らぬわ」と言い放ちました。

ここでも、騰によりネタにされている事が分かります。
この場は洛亜完が割って入り事なきを得ました。
韓非子は秦に行く事になりましたが、李斯や姚賈とのやり取りもあり秦で最後を迎えています。
録嗚未は傑物
英呈平原の戦いでは李信が副将を務めており、博王谷を討ち取っています。
騰は自らを劣りにし戦い抜きますが、騰、隆国、録嗚未の三名は気付いていました。
干央が死闘を制し、洛亜完の本陣に迫っていたわけです。
この後に騰と洛亜完の一騎打ちとなりますが、洛亜完が優勢に戦いを進めていましたが、騰は「騰軍の傑物は私だけではないのだぞ」と告げる事になります。
次の瞬間に録嗚未が洛亜完の攻撃に入りました。
洛亜完の正面には騰がおり洛亜完は危機的状況になりますが、録嗚未の一撃はヨコヨコが防いでいます。

ヨコヨコの進言もあり洛亜完が撤退に移り、英呈平原の戦いは秦軍の勝利に終わりました。
この後に東砂平原の戦いでも勝利し、新鄭は無血開城する事になります。
新鄭の無血開城時に洛亜完が韓の抗戦派を引き連れて蘭城に入りますが、最終的に録嗚未が洛亜完の討伐に向かいました。
録嗚未が洛亜完を討ち取った描写が無く、この辺りは分からない部分が多いです。
しかし、一応は洛亜完が死亡した事になっています。
現在のキングダムでは趙の攻略戦に入っていますが、録嗚未も秦軍の一員として出陣しています。